初めてキャンプに行ってきた話

コロナの影響もあってか空前のキャンプブームです。そんな中、友達と二人でキャンプに行ってきました。


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場所は滋賀県の北部にある「奥琵琶湖キャンプ場」という結構本格的にやる人に人気の高いところです。

 

正確に言うと、家族とキャンプ場に泊まったことはあったのですが、コテージのような建物を借りてましたので、今回のようにテントを張って、それも自分の持ち込んだテントを張って一夜を過ごすのは初めてでした。

 

近くのスーパーで買い物をして、キャンプ場に着いたのはちょうど13時頃。

予定ではお昼ご飯を食べ終えてその時間くらいに着いてるはずでしたが、何かとモタついていたのでお昼ご飯は食べれていませんでした。

 

あっちこっち周りのキャンパー達からは、「カーン、カーン」というペグを打ってテントを設営している音が聞こえてくる中、とりあえず私たちは車から椅子だけ出して「ビールとハッピーターン」で乾杯をしました。

 

それにしても、お客さん同士の間隔もほどよく空いていて自然たっぷりの良いキャンプ場です。

 

しかし13過ぎというのに結構な寒さで、『本当にこの装備で一夜を過ごせるのか?』という不安がよぎります。

 

私は結構前からキャンプに興味があって、主にYouTubeから色んな情報を得てはいました。ただ、実戦は初めてで尚且つ装備はチープなものばかりです。

テントなんて丸く収納されてバッと広げるだけのいわゆるポップアップテントというやつです。まぁ、その辺で売っているやつよりは大きくてしっかりはしてますけど、そんなのを使っていたのは周りを見渡しても私達だけでした。

 

ちなみに、一緒に行った友達はもっと初心者で、知識も無いですし装備もゼロ。防寒対策だけを意識するよう伝えていて、リュック一つでやって来ました。

 

寒さに震えながらも何とか焚き火をやって、その火でお肉とかを焼いて食べました。

チャッカマンでなかなか火がつけられず、ものすごく焦りましたが最後はガスバーナーで薪を炙るというチート行為で何とか焚火をおこすことに成功しました。

 

ご飯は思っていたことが大体成功して大満足でした。特にタレ付のホルモンに炊きたてのご飯は最高でした!


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その後しばらくは焚き火を楽しみながらも寒くてしょうがなく、やっぱり『本当に寝れるのか?』という不安がよぎります。

それにしても、周りの慣れたキャンパーさん達はさっさとテントの中に引っ込んでしまって暖かい状態で各々の好きな時間を過ごしているようでしたが、僕たちは焚火から離れる決断が出来ずにダラダラと凍えながら過ごしました。

 

ようやく焚火を消してテントに入ってみましたが、これが意外と暖かい!

何とかなるかと安物の寝袋に潜り込んで寝てみました。もちろん、寝袋に入るとはいえ、外で焚火をしていたまんまの厚着の格好です。

 

友達は前夜からの寝不足もあってか、ものの数分で眠りにつきました。しかし、私は夜の10時過ぎに眠れる感じはなく、huluのダウンロードした動画を12時頃迄見てから眠りにつきました。

思っていたよりも寒くなく、快適には程遠いものの何とかしのげるかなという感じでした。

 

何時かもわからずにうつらうつらしながら寝ていたところ、物音と灯りで目が覚めたのですが、友達がテントから出てトイレに行こうとしていました。

もう朝かと思って時計を見るとまだ4時半、、、こりゃまだ起きれん。と再び寝ようとしましたが、この時からほとんど寝ることは出来ずに朝の7時にテントから這い出ました。

 

4時半から明け方迄の冷え込みは半端なく、寒くて全然寝れませんでした、、特に下半身。普段もパッチとか履かない私は、寝袋にまで入るのだから大丈夫と鷹をくくっていましたが、舐めてました。

 

テントの内側には結露がびっしりで知らない間に頭もビショビショ、、

よく風邪ひかなかったなぁと思います。

 

ところが、朝ごはんを7時半くらいから食べ始めましたが、風もなく陽射しもあって昨日の夜が嘘のような暖かさ、、

自然って凄いなと思いました。

 

今度はしっかりとしたペグを買い足して(安物のテントとタープに付いていたペグは半分くらいが曲がってダメになりました、、)、もう少し寒くない時期にリベンジしたいと思います。

 

友達はまた一緒に行ってくれるかなぁ。と心配な今日この頃です。