マクドナルドでリモート面接?に遭遇した話
タイトル通りの内容なのですが、その時の状況を書いてみますので想像しながら読んでみて頂ければと思います。
昨年末の仕事納めの日、少しお茶して休憩しようと立ち寄ったマクドナルドでの出来事です。
一人がけ用の席に座ってホッと一息ついていた私の真後ろの二人がけ用の席から女性の声が聞こえてきました。
最初は携帯電話で誰かと話しているのかなぁくらいにあまり気に止めてなかったのですが、結構大きな声でず~っと話をしていたので思わず振り返って見てしまいました。
そこには30歳前後くらいに見える地味目な女性がやはり一人で座っていて、イヤホンを使って誰かと話をしているようでした。
お店の中にも関わらず大きな声で通話していたことと、何か喋り方に独特のクセ(悪い方向の)があったせいで違和感というか不快感を感じてしまっていたので『早く終わらないかなー。』と思いながら自分のスマホを見ていました。
するとようやく話が終わったようで静かになったのでホッとしていました。
が、それもつかの間、また独特の口調の話し声が聞こえ始めました、、
『またか、、』と思いながら気にしないでいようと努めましたが、距離が近いのと声が大きいのとで嫌でも耳に入ってきます。
で、聞こえてくる話は『今までは○○な仕事をしてきた』とか、『○○な条件で働きたい』とか仕事絡みの会話のようで、さらに聞き耳(もうこの時点で気になって仕方ない状態になってました)を立てていると、どう聞いても採用面接の内容でした。
店内にはジャズだか何だかわからないような洋楽のようなBGMが結構なボリュームで流れていて、その女性の隣の席には会社員風の若い男女(男性が先輩で女性が後輩と思われる)がこれまた結構な声の大きさで仕事について話しています。
画像をつないでのやり取りだったかまでは分かりませんが、隣の男女の会話は確実にマイクで拾っているだろうなという感じでした。
で、その女性のあまりパッとしない感じの話し方と周りの状況も手伝って、すぐに終わるだろうなと(不採用の方向で)思っていたのですが、それに反して10~15分くらい延々とダラダラしたやり取りが続いていました。
結局、その女性が採用されたかどうかの結末は知るよしもありませんが、よっぽどの経験やキャリアを持っていたのか、採用する側もまんざらではないからそれだけの時間を掛けていたのかなどいくつか謎が残りました。
この一連のやり取りからしてもリモート面接が一般的になりつつあるのは理解出来ますが、『ここで?』と思うのは私だけでしょうか?
確かにこの状況一つで簡単に不採用としていたのでは能力の高い人材を取り逃がしてしまう可能性も否めません。
でも、私のようなアラフィフ世代の人間からすると「一発退場」と思ってしまいますが、採用する側の状況や認識も変わってきているのかなぁと感じさせられた出来事でした。