第二次ベビーブームの俺たちって、、


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私は第二次ベビーブームの真っ只中で生まれました。小中学校のクラスは常に40人以上で小学校は6クラス、中学校は10クラスありました。これだけを書くとあまり比較は出来ないと思いますが、とにかく同級生やらが多かったのです。

今思えば、これって損か得かで言うと確実に損の方が勝っているように感じます。単純にライバル多いですしね。受験の時とか、就職活動の時とか。

いや、一概に言えないのはわかっているつもりですが、得をしたという記憶が全くありません。

学生の時のアルバイトなんて大学4年というだけで落とされてました。そりゃ1年以上もいられないから採用する側としては優先順位は低くなるのもわかるんですけど、飲食バイトなんてなかなか採用されませんでしたので週4~5日いけます!とか、深夜勤務やれます!とか言ってやっとこさ採用されたような有り様でした。

 

そして何と言っても記憶に残っているのが教習所です。

 

実技(実際に車に乗る授業です。)の教習の予約が全然取れないんですよ。予約システムで取ろうとすると一週間先しか取れないとかはザラにあって、挙げ句の果てに朝一にイチかバチかで並んでキャンセル待ちに申し込むとかしてやっと卒業しました。教官の態度もムチャクチャ悪かったなぁ、、ずっと舌打ちしてるおっちゃんとか、貧乏ゆすりでプレッシャーかけてきたり、全く喋らないとか、、ホントにそんな感じだったです。当時は当たり前すぎて気にしてませんでしたが基本タメ口でしたしね。今思い出したらちょっと考えられないですよね。

今だと教官の指名予約とか出来る教習所も多くて、人気の無い教官は査定に響いたり、最悪クビなんてことにもなるらしいので習いに来ている人にムチャクチャ優しいらしいです。

18才人口が減っている上に車を持たない人のパーセンテージも増えているので教習所も生き残りをかけて必死なのでしょう。お客様商売だから当然と言えば当然ですよね。

 

そんな不利益を受けてきた(と勝手に思っている)私たち第二次ベビーブーム世代ですが、今、話題になることがすごく少ないような気がします。若者でもなければ高齢者でもなく、働き盛りではあるものの消費の中心でもない。

でも今いる世代の中では一番のボリュームゾーンであることは間違いありません。ですので、おそらくこの世代が現役を引退する60~65才くらい(70才以上になっているかも?)になった時にあまりポジティブではない話題(支える現役世代の負担や医療費の増加、老人ホームが足りないなど)として取り上げられることになるのではないでしょうか。

若いときは若いときで、年をとったら年をとったときで常に不利益を受けていると思ってしまうのはただの私のヒガミなのでしょうか?

せめて引退した時には現役世代に負担をかけまいと思ってはいるものの、家計はいつも火の車、、蓄えとか夢のまた夢なんですよね、、、